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広島支社

JR西日本の支社のひとつ。広島県西部と山口県内の路線を受け持っている。

管轄路線

  • 山陽新幹線(三原~新下関)
  • 山陽本線(糸崎~下関)
  • 芸備線(備後落合~広島)
  • 福塩線(府中~塩町・三次)
  • 呉線(全線)
  • 可部線(全線)
  • 岩徳線(全線)
  • 山口線(全線)
  • 宇部線(全線)
  • 小野田線(全線)
  • 美祢線(全線)
  • 山陰本線(幡生~益田、長門市~仙崎)

各路線にラインカラーが設定されているが、アーバンネットワークなどと異なり使用を徹底しておらず、認知度は低い。JR西日本全般に言えることであるが、走行する車両の色ともほぼ無縁である。
更に、隣の岡山支社と設定色が統一されていないため、ラインカラーの意味があるのかどうかも疑わしい状況である。

また、アーバンネットワークに倣って山陽本線、芸備線、呉線、可部線に広島シティネットワークという愛称を設定しているが、実際にはほとんど使われていない。
快速電車は「○○快速」と名付けるアーバンネットワークと異なり、「○○ライナー」という名称を使用している。
こちらはそこそこ浸透しているものの、おそらく日本最低レベルの安芸路ライナー103系3両編成のワンマンカー)を筆頭に、必ずしも利便製が高かったり人気があったりするわけではない。
  • 優等なのにロングシート・冷房は簡易式で効かない・肝心のワンマン設備がよく故障する・車両数が常に不足気味・他形式の代走車の方が設備が良い・そもそも103系は各停用etc…最早理解できる所を探す方が難しい
  • 乗客減少?設備のせいだろ常考。

この地域には中国地方では珍しく自動改札が導入されており、ICOCAが使える。

広島支社の自動放送では「ご注意下さい」ではなく「お気をつけ下さい」と言うのが通例。
駅放送は、広島駅では長谷由子、それ以外の詳細放送導入駅では塩見智子が担当している。

広島~宮島口は広島電鉄と競合している。速さでは、駅の数も手伝ってこちらが速いが、車両の新しさではお話にならない(ただ、広島にも体質改善車があるので中身に関しては何とも言えないが)。

使用車輌

  • 103系(瀬野以西)
    hiroshima-103
     ▲E6編成。この撮影の約1ヵ月後に廃車された。2009年9月、広島駅にて。
    • 片側4つドアの通勤用車両。すっかり広島の顔になっているが、意外にも投入はJRになってから。非力なので瀬野八越えはできない。
    • 民営化直後に、非冷房の115系を強引に置き換えるべく、淀川電車区や明石電車区から転属してきた。このことから、通勤輸送用というよりはむしろ関西の余り物を無理矢理運行してるという側面が強い。
    • 最近廃車が進む一方、初期型にもかかわらずトイレを設置してヴァージョンアップした車両も現れた。―100年経ってもだいじょーぶ!
    • 2両だけ存在する運転台位置の高い車両は、2005年にJR東日本から買ったもので、その車両が最後に所属していた時の路線は武蔵野線。知る人ぞ知る伝説的ネタ車両で、同時期にインドネシアにも売られている
  • 105系
    kabe-105
     ▲2009年9月 広島駅にて
    • ローカル用。同一形式内に3ドアタイプと4ドアタイプがあり、顔も様々。常磐線(地下鉄)→奈良→廣嶋というすごい経歴の持ち主も。
    • 国鉄後期の財政が破綻しかけた時期に投入されたために冷房が省略されており、冷房搭載はJR化後になってからである。それも、バス向け冷房での無理矢理な改造であったため、効きが悪く、しばしば機能停止や雨漏りも起こしている。車端部に室内機を設置したものもあり、トイレがあると見せかけて実はない、まさに偽装である。
    • 3ドア車両は2000年代に入り、体質改善工事によって電車用の冷房装置に交換された。ただし、アーバン地区の旧型車からの廃車発生品である。
  • 113系
    • 関西のお古。115系に混ざって昔から居るものと、103系置き換え用に最近京都から編成単位で入ってきたものがいる。これらも瀬野八越えはできない。
    • 115系と混結される分は色々改造されて115系になりきっている。しかし、未だに115系の一部の機能は使えないままになっている。
    • 片側3ドアで、ボックスクロスシートとロングシートを兼ね備えるものが基本。中には関西で体質改善工事を受けたものもいる。
  • 115系
    • 113系の山岳版。寒さにも若干強いという。広島では昔からこちらが圧倒的多数。体質改善工事も進み、現役を退く気配がない。
    • 通常片側ドア3つだが、「3000番代」という2ドアの車両もある。混結されている場合があり、並んでいる乗客を惑わす
    • 2ドアのうち、3500番台の車番を持つものは117系からの改造車。似ているが、台車など細かいところでちょくちょく異なっている。そして、純正車と連結すると性能の微妙な違いでギクシャクした挙動になる。
    • 試験的にクロスシートの幅を広げた車両が存在する。乗り心地は上がったが、ロングシートが無くなり座席数は半減する諸刃の剣だった。
    • 福知山電車区から、片側が切妻食パンの「6500番台」2両編成が転属してきている。
    • 2009年になって非冷房車両が出現。予想を数段下回る展開にファンを驚かせた。
    • 件の車両を含む「550番台」は現役最古の115系車両が含まれており、前述の6500番台によって置き換えられることが決定しているが、廃車になりかけたはずなのにいつのまにか復活しているという死ぬ死ぬ詐欺を繰り返しており、現在も全廃にはなっていない。―550番台は滅びぬ、何度でも甦るさ!
  • 117系(新山口~下関)
    • 関西の新快速用に造られた花形だったが、片側2ドアが災いして都落ちしてきた。
    • (参考:名古屋界隈ではまだ生きています。)
    • 緑帯はドア付近にロングシートを設置、茶帯はオール転換クロスシートで少し新しい。
  • 123(宇部・小野田線)
    • 不要となった荷物電車を旅客用に転用した車両。昔から配置されている3両と羽衣線から岡山を経て流れてきた2両に分けられ、両者で側面形状が全く異なる。
    • 後者は広島支社転入時に扉や窓の配置を変更するために側面の大部分を張り替えるという大改造を受けている。しかし、他の3両と配置が揃ったわけではない…どう見ても金の無駄遣いです、本当に(ry
  • 285系
    JR285.jpg
    • JR西日本が誇る寝台特急電車。「サンライズゆめ」として臨時で入線し、文字通り國鐵廣島に「夢」を与える。
    • でも一向に増備も定期化もされない。それどころか、2009年夏はついに運転日ゼロという事態となった。
    • ブルートレインの『はやぶさ』や『富士』も無くなり、もはや県内を通る特急列車が消失してしまっている。
  • キハ40系列
    hiroshima-kiha47
     ▲2009年9月 広島駅にて
    • 岡山・米子・金沢支社にも所属する、どこにでもいる普通の気動車…だったはずが、割れた窓に車体と同色のガムテープを貼って走るという暴挙に出て最近注目度上昇中。
    • 2両編成2本は沿線自治体からの出資によりジョイフルトレイン風の改造がなされ、呉線を中心に運用されている(7000番台)。金額が少なかったためか、出来は微妙との声が多い。
  • キハ120
    • 貴重なJR型車両。しかし、安っぽい上に帯が色褪せて悲惨な状態になっている。
    • 以前はトイレがなく苦情が多かったが、現在は全車両に設置されている。
  • 12系客車
    • 「SLやまぐち号」用にレトロ風の改造がなされており、1両毎に明治、大正、昭和、オリエント急行、展望車と異なったコンセプトの装飾がなされている。SLの所属は梅小路運転区であるが、通常はC571が専属で使用されている。
    • 2005年にリニューアルがなされた際、客車の装飾の一部が撤去されてしまった。
  • キハ58系列
    • かつて急行「みよし」に使用されていたが、初期型車体にボックスシートという程度の低さからから廃止・撤退した。
  • 72系列
    • 国鉄時代に配置されていた旧性能車両。
    • 非常にバラエティ豊かであり、妙な更新工事車や旧63系の延命車、更にはほぼ原型のままトイレ設置を受けた車両など個性的な面々が撤退時まで普通に生き残っていた…アレ?今とあまり変わらないような…

なお、国鉄とJRを通じて最後まで残った鉄道連絡船(宮島航路)を運航しているのも広島支社であり、みやじま丸という船が導入されている。
客室の座席は鉄道会社らしく、転換クロスシートである。みやじま丸は21世紀に入ってから導入された船舶であり、どの鉄道車両より新しい

塗装

  • クリーム地に紺色の帯を巻いた「瀬戸内色」が基本だが、105系は全車白地に赤と青の帯が基本。また、115系の「体質改善車」は白地に茶と青の帯に塗装を一新している。
  • 湘南色やベージュベースの「カフェオレ色」はお隣岡山の車両。黄緑に白線の103系も岡山のものだったが、追い出されて廣嶋にやってきた。現在は瀬戸内色に同化。
  • 117系は関西時代のクリーム地に茶色の原色と、白地に緑帯の福知山色のままで使用されている。
  • クモハ123は白地で下部に青帯が入っている。羽衣線からの転入車はカモメのイラストが人気であったが、転入時に既存車と揃えられて消滅してしまった。
  • ディーゼルカーは色々あった末に黄色と白色に落ち着いた。キハ120は紫だったようだが、変色して変な色になった
  • 「みよし」のキハ58は白地に緑のストライプという独自の塗装だった。
  • 72系は黄緑色に前面にオレンジの警戒色が入っていた。この黄緑色(黄緑6号)は皮肉にも、当時の最新型であった103系が山手線などで纏っていた色と同一である。


車体補修

体質改善工事や123系の大改造など、広島支社は本来高い技術力を持っている。SLやまぐち号の運転や戦前製のクモハ42を2003年まで動態保存し、営業運転に使用するという芸当からもそれが伺える。
しかし、厳しい財政事情からなのか、それと平行して常識では考えられない補修が多数目撃されており、悲惨を通り越して笑いに昇華しつつある。
  • 「体質改善車」の本来の目的は延命がてら、座席や窓枠などを交換することで設備改善をするものである。しかし、最近では資金不足から一部の改造を省略することが常態化し、更には余命が短い古参車両を未改造のまま塗装変更し、乗客を騙そうとするようにまでなってしまった。
  • 塗装剥離、車体のサビ、配管破損、雨漏り、隙間風など、とにかく何でもガムテープで隠避。近年では上からペンキを塗って半年以上放置する例も増えている。
  • 車体だけでなく、駅施設もガムテープ貼りまくり。色もやたら多彩で、T.P.O.に合わせて使い分けるという無駄なスキルを磨いている。
  • 前面方向幕をまともに使いこなせず、「普通」等を適当に表示していた時期を経て、現在は基本的に真っ白にしておくという投げやりな状態となっている。どうせ回転させないと割り切ったのか、幕を抜いて白い紙を貼り付けたものや挙句の果てにガムテープで塞いでしまった車両さえ出現している。
  • 大目玉(白熱球)を小径のシールドビームに交換する際、最近は面倒になってきたので鉄板でふさいで無理やりに幅を詰め出した。結果、前面中央に「◎」が2つ並ぶことになり、「チクビーム」という渾名を付けられてしまった。自業自得。
  • 屋根に複数のクーラーが載っている「分散冷房車」も曲者。たいてい冷房が効いていない。車内に機器を置いたものもあり、輪を掛けて効かない上にトイレと紛らわしい(トイレは無いので完全にフェイクである)。

大変な途中下車シリーズでは

上記のようにJR車両がほとんど走らないだけでなく、他の地域ではありえない話題に溢れる地域であることから、國鐵廣嶋の愛称で呼ばれている。
さらに、美祢線の全線と山陰本線の長門市周辺は「JR長門」として分社化された。

関連項目


  • 最終更新:2009-10-23 01:22:07