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113系3800番代

北近畿地区(福知山周辺部)で運行されていた113系の短編成改造車両。中間車に運転台を取り付けたものである。
鉄道ファンの間では、代表的なネタ車両の一つとして知られている。
sanpachi.jpg
▲篠山口駅に停車中 撮影時:2006年10月

運行区間

福知山線・山陰線(篠山口~福知山~城崎温泉)


改造の経緯

2001年に地方路線の運用合理化(要は経費削減)を進めるため、福知山周辺部の113系800番代の編成を短縮することとなった。が、改造コストすら極限まで抑えたいという西の意向と、800番代が1963年~1970年という初期の製造ロットであったという事情から、2001年の改造以後10年と使わないことを見込んで簡易な改造にとどめられ、旧型国電を連想させる平面の前面が取り付けられた。
 
下部には補強のために派手な黄色のシールド、行先表示機は窓内に差しこみ式のものが置かれるなど、かなり独特のデザインに仕上がり、そのスーパーダサいスタイルがかえって話題を呼び、一部で「サンパチくん」と呼ばれるまで有名になった。先頭改造で安っぽい前面を付ける行為全体が「サンパチ化」と総称されるようになり、会社の枠を超えて通用する。併せて、前面の補強板は「サンパチ板」と呼ばれ、ある種のブランドと化した。
 
2008年夏には、沿線自治体からの資金提供もあり、福知山電車区にも223系5500番代が投入されたため、同時にこの車両は「惜しまれながら」引退した。引退は両丹日日新聞や産経新聞などでも報道されていた。
 
福知山電車区には同じく平面顔改造を受けた115系6500番代や800番代の残党の113系5800番代といった車両もおり、共に一部が置き換えの対象となったが、115系6500番代については経年が浅かったため、國鐵廣嶋に引き取られた。
余談だが、廣嶋には同じく800番代の残党で、「チクビーム」というこれまた個性的な顔の車両が現存する。


大変な途中下車シリーズでは

大阪駅から運転されてきた福知山行き丹波路快速に乗務中の平野車掌(以前、はくたかにも乗務していた)に、「キモーイ」、「サンパチが許されるのは福知山電車区まで」と嘲笑われた。
まあ、あの前面デザインじゃ、ねぇ…
 
平面顔を「つるぺた」とバカにする流線型の車両達に対し、平面顔仲間を集めて反論している。
 
あまりに従来の鉄道車両の常識を覆すデザインであったため、関連動画に「謎の技術」や「公式が病気シリーズ」のタグが貼られている。
まあ、常人にはできないセンスだわな…


関連項目


  • 最終更新:2009-09-05 18:20:49